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2006年 06月 05日
私が今まで買った高価な買い物で ほんとうに買ってよかったと思えるもの
それがベルニナのミシンである。 もともと機械音痴のわたしは ミシンが苦手だった。 機械はなかなか人間の言うことを聞いてくれない。 正確な指示がないと・・・。 取説を読むと3分で眠くなる私は 基本的に機械嫌いなのかもしれない 最初に買った国産のコンパクトミシンは すぐ機嫌を損ねた ちょっと縫うと糸がつる 直そうとすると ますますひどくなる ボビンケースに糸が絡まったときなど 糸をはずすのに1時間かかった。 ・・・ミシンはきらい・・・ なぜか 私の中でミシンを使うくらいなら手縫いの方がはやい という思いが芽生え ミシンはだんだん使わなくなっていった。 パッチワークを好きになっていったのも基本的に手縫いなところである 10年ほど前 当時通っていたパッチワーク教室でウォーターカラーキルトの作品展を開くことになった。 小さなスクエアのピースをつなぎ合わせて水彩画のような絵を布で表現するそのキルトはミシンキルトをかけるという。 えっ!!ミシンキルト・・・? 今まで手縫いでしかキルトをしたことがなかったのだが フリーモーションを使って曲線を自由に細かくミシンすることで水彩画のパッチワークをより鮮やかに仕上げていく わたしが使っていたミシンにはフリーモーションなどの機能はもちろんついていない 直線さえも私の思うように縫えなかったミシンである 結局 貯金を下ろしフリーモーションのできるミシンを買うことになった。 それがベルニナミシン 当時20万円くらいだったと思う。 ベルニナミシンは本当にすごい!! 何でも私の言うことを聞いてくれるのである(取説なしで) どんなに厚い生地も薄い生地も すいすいと 縫ってしまう なんと勝手に自動調節してくれるのである 縫い目を細かくとか 荒くの調整も 操作がシンプルで簡単 使えば使うほど 使う人に立場にたった細かい配慮 設計に感心する しかも10年間使っていて 一度も壊れない まったく手入れしていないのに 賢い召使のように私に仕えてくれる。 ウォーターカラーキルトのキルティングも自由に絵を書くように曲線を描き キルティングに要した時間は1週間ほどだった。 手縫いだったら 1年はかかっていたと思う 手縫いのキルティングはやさしい感じがして大好きだが ベルニナミシンと出会って簡単なピースのピーシングやバックなどの仕立て バイアス付けなど いろんな場面でミシンが登場することになった 手づくりに欠かせない一生ものの私のベルニナちゃん ミシン嫌いなひとには絶対お勧めのミシンです。 一生ものと思っていたが 半年ほどまえに出かけたキルト博でベルニナのブースをのぞいたところ USBケーブル付きウィンドウズ搭載のベルニナミシンを発見してしまった パソコンとつなげて フリーの刺繍図案を取り込んだり 自分でデザインしたものも取り込めるという ミシンの世界も日進月歩 ちょっと興味があり浮気しそうである
by bridgetko
| 2006-06-05 01:25
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